【レポート】世田谷区代沢小学校で、出張「ねこてつ」

2018年9月24日、世田谷区代沢小学校のサマースクールの1コマとして、出張「ねこてつ」を開催しました。

1~2年生4名と、3~4年生の4名。

1~2年生のテーマは「ひとはしんだらどうなるの?」

「人は死んだらどうなる?」について話しました。


おばけになる? という問いかけに

「おばけになるとおもう」「おばけにならないとおもう」に分かれました。

「おばけは見たことがないから、いるかわからない」

「でもこういう妖怪を知っている。本で見たから」

「おばけと妖怪と霊は違うとおもう」

「人間に悪いことをするのが、おばけじゃない?」

「死んだら天国に行く人と地獄に行く人がいて、それ以外が霊になるのかな?」

「たましいは、死んだらどうなるのかな?」

「死んだら、たましいもなくなるんじゃないかな?」

など、いろいろな考えを言ってくれました。


ゆっくりだけど、じっくり考えてくれている様子がほほえましかったです。


3~4年生のテーマは「光はどこまで届くのか?」

こちらは、男子ばかり4名!

たくさんの問いが出ましたが、多数決で「光はどこまで届くのか?」に決定!


「光って、障害物がなければどこまでも届くんじゃないかな?」

「懐中電灯の光は弱まるから、宇宙の光も弱まるんじゃない?」

「近くで見てみないと、本当の光がわからないから、地球で見ていても星の光が弱まっているかわからないんじゃない?」

「星の色も、実際に見ているのと本当の色は違うかもしれない」

「星の温度を測れば、色がわかるらしいよ」

「だったら、見なくてもいいんじゃない?」

「本当の色って何だろう?」


そんな感じで、知的好奇心を発揮させながら、いろいろと考えてくれました。

中学年らしく、自分の持っている知識と、知らないことを掛け合わせて、仮説を立てていく。

とてもかっこいい!!!


最後に感想を聞くと、

「勉強していて『光ってなんだろう?』って不思議だったけど、今日たくさん話せてよかった」

「ものは人によって違う風に見えているかもしれないって思った」

などと言ってくれて、とてもよかった。


何より、自分の考えを話すときの表情がとても生き生きしていて、最高でした!


※出張ねこてつ、承っております。お問い合わせはこちらまで。

【メール】nekotetsu2016★gmail.com (※★を@に変えて送信してください)

ねりま子どもてつがく(ねこてつ) ~Nerima Kids Philosophy~

練馬区内で、主に小学生向けの「こども哲学」を実践する団体です。略称「ねこてつ」。

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