【レポート】ねこてつ第6回「きょうだいは平等?」

2017年9月3日(日)にねりま子どもてつがく第6回を開催しました!

東京大学教授の梶谷真司先生と、ファシリテーターのこっこさん、まきさんをお迎えしました。

ねこてつルールの説明

スタートは、こどもスタッフがつくった「ねこてつルール」を、こどもたち自身で説明するところから。少しずつ、こどもたちも主体的にかかわらせよう、という野望のもと……!

子どもには子ども向けの、大人には大人向けの説明を

大人&子どもに分かれ、哲学対話の特徴や魅力を、先生から伝えてもらいます。大人向け&子ども向けに、別々の資料も用意しました。

アイスブレイク

アイスブレイクは、4人のグループをつくり、ひとりずつ「人間以外でなりたいもの」を発表。他の3人はひたすら「なぜそう思う?」「どこが好きなの?」と質問していきます。数分経ったら発表者を交代。なんだか、その人の考え方が見えるようなアイスブレイクだなと思いました。

対話は子どもと大人ミックスで

まずは全員で問いを決めます。テーマは、「かぞく」。

たくさん出た問いの中から、「きょうだいはびょうどう?」という問いに決定。

大人・子ども混じった3グループで、語りを深めました。子どもは子どもなりによく考えていて「兄である自分は我慢することが多いけど、弟も我慢していることがある」「一人っ子だけど、我慢することがあってもきょうだいが欲しい」「お兄ちゃんより、弟である僕の方が不利なことが多い」などなど、いろいろな意見が出ました。大人も「どうしても上の子に我慢をお願いしてしまう……」と反省しきり。

グループ内で発表者を決め、自分の感想や、出た意見のまとめなどを発表しました。他のグループでどんな意見が出たのかわかるのもまた興味深い!

みんなで「かんぱい!」

さいごはジュースで「かんぱい!」。(和光市の「こてつ」さんのアイディアをいただきました!)

いろいろ反省点もありますが、改善しつつ、またいろいろ挑戦していきたいです!

次回は1月末開催の予定。今年度のねこてつはたぶん最後です。ぜひ来てください!

ねりま子どもてつがく(ねこてつ) ~Nerima Kids Philosophy~

練馬区内で、主に小学生向けの「こども哲学」を実践する団体です。略称「ねこてつ」。

0コメント

  • 1000 / 1000