【レポート】ねこてつ第5回「死んだら天国に行くの?」など

第5回ねりま子どもてつがく(ねこてつ)は、2017年6月18日(日)、富士見台地区区民館にて開催しました!

区の助成金をとり、区報にものり、近隣の学校にもチラシが入ったことで、新しい方もたくさん来てくれ…メンバーの子どもを含め、総勢40名以上に! 

まずは、アイスブレイクから

哲学の説明のあと、「質問が大事なんだよ」と神戸先生からの説明を受け、練習をしてみることに。

小川先生が「好きな食べ物」を頭に浮かべ、子どもたちが質問をしていきます。小川先生は「はい」か「いいえ」しか答えられない、というルールで、どんどん質問をしていきました。

「それは、熱いですか?」「それは、液体ですか?」「ご飯ものですか?」などさまざまな質問が出て、ようやく答えの「クリームシチュー」にたどり着きました。

次に、問いを決めます

ゲームで温まったのか、次の問い出しにもハイハイッと手があがり、たくさんの問いが出てきました。

「練馬こどもまつり」で使えなかった「てつがくのき」をここで活用。問いを果物のように貼っていき、みんなで「てつがくのき」を作り上げました。

そして、このなかから、「死んだら天国に行くの?」「どうして人は、とくいなことや顔や声がちがうの?」という2つの問いに決定。

グループに分かれて対話スタート

話したいグループに分かれ、最初は親子別々で4グループ、最後は大人もまじってテーマごと2グループでの対話に。それぞれ、さまざまな方向へと盛り上がりました。

多くの親子が子どもてつがくや哲学対話が初めての中、積極的に参加してくれたのが印象的でした。

ただ、"こどもてつがく慣れ"した子どもたち(というかメンバーの子ども…)が、積極的に質問して引っ張る一方で、テンションがあがりすぎて騒がしくなる反省点も……。

学校のように「ダメダメ」にはしたくない、自由に楽しんでほしいけれど、ほかの子たちの邪魔をするのはよくない……ということで、振り返りでは「子どもたちと一緒に、ねこてつのルールをつくろう」「こどもファシリ」の練習をしよう(慣れた子は次のステップへ)、ということに。

これからも、毎回少しずつ違う形をかえながら、おもしろいこと、ワクワクすることを、こどもたちと一緒にやっていきたいです!


次回は9月3日(日)です(会場・時間未定)。8/1より申込み開始しますので、あけておいてくださいね!


ねりま子どもてつがく(ねこてつ) ~Nerima Kids Philosophy~

練馬区内で、主に小学生向けの「こども哲学」を実践する団体です。略称「ねこてつ」。

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